- 水処理薬品不要
- 処理水は安全で無公害排水
- 循環水は5%〜10%の
一部処理が可能 - コンパクトで
メンテナンスが簡単 - 寿命が長い
ポーラーは、配管や、水を使って冷却するような装置の内部に付いているスケールやサビなどを徐々に除去して、除去したあとも、スケールやサビの付着を抑え、薬品に頼らず、配管や設備装置を常にベストコンディションに保つ磁気式水処理装置です。
生産性の向上、設備の予防保全、保守管理費の低減、設備寿命の延長、排水量の低減、環境保全対策(薬品使用量低減)等に役立ちます。
磁気式水処理装置は、約150年前欧州の学者により確立されていたと言われていますが、実用化に向けての研究は、1930年頃以降、欧州、旧ソ連の科学者により始められました。これが、ポーラー開発の始まりです。
そして、20年にわたる研究開発の末、ポーラーが誕生し、アメリカの科学者の注目を集め、さかんに研究されるようになりました。
現在ポーラーは、ノルウェーのポーラーインターナショナル社で作られています。ポーラーインターナショナル社は、ノルウェー政府の学術援助資金を受け、ノルウェー国立水質研究所と、オスロ大学との20年間にわたる共同研究のすえポーラーを開発しました。
ポーラー社では、60年ほど前から、ポーラーを製品化し、改良を重ね、販売し、欧州では、トップシェアとなっています。
ポーラーと他社製品との違い
磁石に、高価ですが非常に性能の高い6,000ガウス以上の特殊永久磁石を使っています。
内部構造は、同軸磁気回路(国際特許)となっており最も効果的に水を活性化します。これは、磁石のN極とS極の距離を極力近づけ、なおかつ、圧力損失をおさえた画期的な構造で、この構造をもつものは、他にありません。
他社と比べて強力な特殊磁石
ポーラーは、性能優先のため、その研究開発途上においては、いろいろな磁力を持つユニットをつくり、20年以上の年月を要し最も効果的な磁力を有する材料を厳選して、製品化しました。
従って性能、効果を最優先したため、非常に高価な特殊磁石を使用することに決定したわけです。
スケールやサビによる問題
配管などでは、配管内の断面積が減ってきます。すると、水の流れる量が、減ってきます。
その結果、ポンプが無理をしたり、決められた水量が、流れなくなったりします。
また、水を冷却用に使っている場合には、冷却不足となり、設備の生産能力が低下したりひどいときには、設備そのものが突然停止したり、壊れてしまうこともあります。
ポーラー導入効果
- クーリングタワーで冷却水を循環使用している設備
- 冷却効率向上、設備保全費の低減
- 射出成形機を使っている工場
- 成形時間の短縮、機器の予防保全、金型保全費の低減
- 熱交換器を使っている工場
- 熱交換効率の向上、機器の寿命延長、機器保全費の低減
- 水冷式機器(大型コンプレッサー、発電機、電気炉等)を使用している工場
- 機器寿命延長、機器の予防保全、冷却効率の向上、機器保全費の低減
- ボイラーを使っているところ
- 効率向上、寿命延長、薬品使用量の低減、保全費の低減
- 建築設備
- 設備耐用年数の向上、空調設備の効率改善、赤水防止、トイレの黄ばみ
悪臭防止等
ポーラー取付方法
独立循環方式や、一部バイパス方式、フィルター内蔵式ポーラーポンプシステム等いろいろありますので、お客様の設備内容や、ご要望をお聞きして、お客様に最適な方法をご提案させて頂きます。
例)冷却循環水の場合
例)冷却循環ラインの場合
納入実績(国内)
1981年より国内販売を開始して以来5000台を超える販売実績があります。
弊社からは主に、トヨタ自動車株式会社殿を始めトヨタグループ各社、岐阜、愛知、三重県の主な企業様に納入させて頂いております。
環境対策
ポーラーを使わない場合は、化学薬品を使って設備を保守しますが、ポーラーは、薬品の使用量を低減したり、使わなくてもよいようにします。
また、冷却水の濃縮度合いを高められるため、排水量を低減できます。ですから、極めて地球環境にやさしい方法といえます。